アクアリウムは踊らない(無料版・原作):その系譜と、子孫と、日本での評価
01この原点とは
『アクアリウムは踊らない』は、RPGツクールの発売元Gotcha Gotcha Games名義で2024年2月14日に無料公開された、制作者・橙々による日本産ホラーアドベンチャーだ。Steam自身の表記によれば、この時点ですでにこの系譜のひな型——恐怖の世界と化した水族館で行方不明の親友を探す少女が、解かなければ進めない謎を解きながら、命を落としかねない異形の存在「クリーピー」の脅威をくぐり抜けていく、マルチエンディングの物語——を備えていた。この無料版自体も1,000件超のレビューで好評率96%の「圧倒的に好評」を得ている。Steam版『アクアリウムは踊らない Special Edition』は、外部からこのDNAを借りた新作ではない——橙々本人による、この同じ無料ゲームのゼロからの拡張版だ。Steam自身の表記によれば、同じ物語とキャストを保ったまま、フルボイス化・新規シナリオ「アナザーストーリー」・英語対応を加えている。
02出典
03この原点を継ぐ発掘
アクアリウムは踊らない Special Edition 埋もれた名作
恐怖の世界と化した水族館で、行方不明になった親友を探す少女を描くホラーアドベンチャー。Steam自身の表記によれば、水族館のマップ内を探索してゲームを進め、解かなければ進めない謎がいくつも用意されており、「クリーピー」と呼ばれる異形の存在に襲われ命を落とす危険もある。本作はもともと2024年2月にGotcha Gotcha Games名義で無料公開されたのが始まりで、このSpecial Editionは、Steam自身の表記によれば全て原作者・橙々本人による追加として、メインヒロイン5人のフルボイス化・新規シナリオ「アナザーストーリー」・UIデザイン修正・イベントCG追加・BGM追加・英語対応を無料版に加えたブランニュー・バージョンだ。発行はアニメイトグループ傘下の中堅企業フロンティアワークス。リリース日は2025年7月31日、281件のレビュー(好評274件・不評7件)で好評率98%の「圧倒的に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上(ids:一般成人向けのみ、性的表現IDなし)性的な要素もない。日本語・英語・簡体字/繁体字中国語・韓国語に対応するが、281件のうち英語レビューは約40件、14.2%程度に留まる。Kotakuに専用ページはあるが、直接確認するとIGDB由来の自動生成データベースページで著者名もレビュー本文も無く、編集部による特集記事ではない——だからこれは、今のところほぼ日本語だけで交わされる会話のままだ。