系譜の原点

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生:その系譜と、子孫と、日本での評価

01この原点とは

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』は、スパイク・チュンソフトが開発し2010年に日本で発売された作品(Steam版は2016年)で、「リアルタイムで証拠を突きつけて論破する議論」を確立した——閉じ込められた一同、その中で起きた一つの殺人、そして準備ができていようがいまいが会話が進み続ける議論パートで、プレイヤーは嘘が流れた瞬間にそれを見抜き、それを覆す唯一の証拠品で割り込まなければならない。間違った人物を指名することが、失敗するクイズではなく、別の誰かが代わりに支払う刑罰である、というミステリーゲーム群の系譜の原点である。

02出典

03この原点を継ぐ発掘

Trick × Trick 埋もれた名作

Steam自身の表記によれば、主人公を含む12人の高校生が謎の建物で目を覚まし、突きつけられたルールはただ一つ——黒幕を見つけ出せ。間違った人物を指名すれば、その人物は処刑される。脱出するには、黒幕を暴くか、暗殺するしかない。しかしそれだけでは終わらない。この建物で目覚めた彼らには、それぞれ超能力が宿っていた。次々と発生する不可解な事件を、プレイヤーは調査と推理で追い、犯人捜しのための議論を迎える。リアルタイム議論パートでは、ストア文言が3つのルールを示す——議論は自動進行し、会話の中に潜む嘘や矛盾を見抜き、集めた証拠品を突きつけて論破せよ。黒幕は誰なのか、なぜ12人は閉じ込められたのか、超能力とは何なのか——ストア文言は問いかける。生き残るのは、真実を見抜いた者だけ。ミステリーと超能力、二つの「トリック」を解き明かせ。制作・自社発売はソロ開発者Akizuki Yume。Steamに並ぶのは本作のみである。価格はセール価格で¥1,200。13件のレビュー(好評12件・不評1件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率92%(「好評」)。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成コンテンツの開示欄は無い。Steamのコンテンツディスクリプタは一般的な成人向けフラグを含み、開発者自身の注記を和らげずそのまま伝えると、デスゲームを題材にしたミステリービジュアルノベルであり、流血・刺傷・鈍器による傷・遺体・自殺の描写を物語の一部として含む、というもので、性的表現への言及はどこにも無い。対応言語は日本語のみで、13件のレビューはすべて日本語、英語は1件も存在しない。

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