この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-07-23(JST)
毎ターン、手札から爆弾を一つ置いて爆発させる。爆破が爆破へと連鎖しながらダンジョンを掘り進む——10年以上ブラウザゲームを作り続けてきたそのソロ開発者は、西側では一度も記事にされたことがない。
制作・自社発売はソロ開発者・TUKUCHAU-OJISAN(hothukurouとしても知られる)による爆破連鎖ローグライト。公式サイトや日本のフリーゲームコミュニティの紹介記事によれば、会社を辞めてゲーム制作一本で生計を立てられるか検証しながら、10年以上にわたりほぼ日本語のみで無料ブラウザゲームを月1ペース前後で公開し続けてきた多作な個人開発者だ。Steam自身の表記によれば、毎ターン手札から爆弾を設置して爆発させ、コインブロックを爆破してお金を稼ぎ、敵を倒しながらダンジョンを掘り進める。爆弾ごとに攻撃力・爆破範囲・特性が異なり、集めたコインでレベルアップすれば新たな強力爆弾を獲得でき、爆弾同士を合成すれば爆破範囲アップや特殊効果の継承といったさらなる強化が可能で、自分だけの「最強爆弾」を作り出せる。ダンジョン内には徐々に近づいてくるモンスターが埋まっており、最下段に到達するとダメージを受ける——攻撃でHPが0になるまでに指定された数のブロックを破壊するのが目標だ。前作『Dungeon Destroyer』は「ローグライク+道繋ぎパズル」という異なるゲーム性だったが、開発者自身のnote記事によれば「面白さに気づくまで時間がかかる」という反省から、より直感的に楽しい爆発と連鎖を軸にした本作を、単純な続編ではなく意図的に独立した新作として作り直したという。価格¥625で、25件のレビュー(好評25件・不評0件)で好評率100%。Steamの表示仕様上、レビュー総数50件に満たないと「圧倒的に好評」ラベルは付与されないため、この時点での満点評価も表示上は「好評」に留まる点を正直に開示する。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。対応言語は英語・日本語・簡体字中国語で、25件のうち21件(84%)が日本語レビューである一方、英語レビューは4件(16%)に留まる。AUTOMATON WEST・Kotaku・PC Gamer・Rock Paper Shotgun・IndieGamesPlus・Thinky Gamesを個別に確認したが、本作・開発者いずれについても実質的な編集記事は一件も見つからなかった——これは、前回このサイトが見送った候補(海外の著名人から称賛された前作を持つ開発者)とは対照的な、より徹底した無名性だ。
公開 2026-07-23
01まず、その一点の感覚
- Steam自身の表記によれば、ループの全体は「爆弾を置いて爆発させる」というたった一つの行為に集約される。だから戦略のすべては、手札のどの爆弾をどこに置くか、そして一つの爆発が次の爆発へと連鎖していくのを見届けることに宿る。
- 爆弾を合成して範囲や特殊効果を継承させ、自分だけの「最強爆弾」を目指す構造は、デッキそのものをゆっくり育てていく感覚を生む。だから足元のダンジョンは障害物というより、これまで合成してきたものを試す実験場のように感じられてくる。
- 本作は、ソロ開発者が「面白さに気づくまで時間がかかった」と自ら語る前作の反省を経て挑んだ、爆弾ローグライトの2作目だ。よりシンプルで直感的に楽しい核へと作り直したと知ったうえで触れると、「爆弾を置いて連鎖を見守る」という一手一手が、すでに学ばれた設計の教訓のように見えてくる。
02こういう人に刺さる
刺さる
- ターン制の爆弾設置ローグライトが欲しい人——デッキ構築はカードを引くことではなく、爆弾同士を合成して最強の一発を作ることで進む
- 本当にソロで自社発売の日本のプロダクションが欲しい人——10年以上作り続けてきた多作な個人開発者が、外部発売元を一切介さず届けた一本
- 「好評」タイトル(25件で100%)ながら、西側のどのメディアも一言も触れていないものを掴みたい人——AUTOMATON WEST・Kotaku・PC Gamer・Rock Paper Shotgun・IndieGamesPlus・Thinky Gamesを直接確認しても何も見つからなかった
合わない
- 満点評価を信頼する前に統計的に安定した母数が欲しい人——25件はSteam自身が「圧倒的に好評」を名乗るにはまだ足りない薄さで、この記事はそれを飾らずそのまま伝えている
- リアルタイムアクションが欲しい人——本作はターン制で、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もなく、アーリーアクセスではなく正式リリース済みの有料タイトルだ
03系譜:この味の原点
100% が好評レビューはわずか 25 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
ダンジョンボンバー 埋もれた名作
Steam自身の表記によれば、本作は爆弾を設置して誘爆させる“爆破連鎖ローグライト”だ。ルールはシンプルで、毎ターン手札から爆弾を設置して爆発させ、コインブロックを爆破してお金を稼ぎ、敵を倒しながらダンジョンを掘り進める。爆弾ごとに攻撃力・爆破範囲・特性が異なり、集めたコインでレベルアップすれば新たな強力爆弾を獲得でき、爆弾同士を合成すれば爆破範囲アップや特殊効果の継承といったさらなる強化が可能で、自分だけの「最強爆弾」を作り出せる。ダンジョン内には徐々に近づいてくるモンスターが埋まっており、最下段に到達するとダメージを受ける——攻撃でHPが0になるまでに指定された数のブロックを破壊するのが目標だ。制作・自社発売はソロ開発者・TUKUCHAU-OJISAN(hothukurouとしても知られる)。公式サイトや日本のフリーゲームコミュニティの紹介記事によれば、会社を辞めてゲーム制作一本で生計を立てられるか検証しながら、10年以上にわたりほぼ日本語のみで無料ブラウザゲームを月1ペース前後で公開し続けてきた多作な個人開発者だ。前作『Dungeon Destroyer』は「ローグライク+道繋ぎパズル」という異なるゲーム性だったが、開発者自身のnote記事によれば「面白さに気づくまで時間がかかる」という反省から、より直感的に楽しい爆発と連鎖を軸にした本作を、単純な続編ではなく意図的に独立した新作として作り直したという。価格¥625で、25件のレビュー(好評25件・不評0件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率100%。Steamの表示仕様上、レビュー総数50件に満たないと「圧倒的に好評」ラベルは付与されないため、この時点での満点評価も表示上は「好評」に留まる点を正直に開示する。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。対応言語は英語・日本語・簡体字中国語で、25件のうち21件(84%)が日本語レビューである一方、英語レビューは4件(16%)に留まる。AUTOMATON WEST・Kotaku・PC Gamer・Rock Paper Shotgun・IndieGamesPlus・Thinky Gamesを個別に確認したが、本作・開発者いずれについても実質的な編集記事は一件も見つからなかった。
あなたの手で、最初の合格をSUPER BOMBERMAN COLLECTION 批評的な木霊
この味の原点——Bomberman。爆弾を設置して誘爆の連鎖を起こすという、コナミによるジャンル定義的なシリーズで、Steamでは往年のSUPER BOMBERMANシリーズ7作を日本版・欧州版・北米版横断で収録した公式コレクション「SUPER BOMBERMAN COLLECTION」として入手できる。ローグライク・デッキビルダーというジャンルが存在するはるか以前から、「置いた一つの爆弾が誘爆連鎖を起こす」という発想だけでゲームの核が成立する、という着想を確立した一本だ。ダンジョンボンバーは公式のBomberman作品ではなく、この系譜は開発元TUKUCHAU-OJISAN自身が明言した関連性ではなく当サイト独自の批評的比較だが、同じ発祥の着想を新しい枠組みへと引き継いでいる——ターン制の爆弾設置とダンジョンを貫く誘爆連鎖を、カード収集と爆弾合成のローグライト構造で包み直したものだ。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- SUPER BOMBERMAN COLLECTION 原点
- ダンジョンボンバー 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味