系譜目利き

ひとりで解くゲームではない。自分の動きを録画し、幽霊として再生して、過去の自分の上に立って登っていく

録画を核にしたパズルアクション・プラットフォーマー。開発は日本のスタジオ HANDSUM、販売は PLAYISM(Active Gaming Media)。プレイヤーは、荒廃した世界で文明を記録するロボット Rec を操る。その唯一の能力が、ゲームのすべてだ——Rec は自分の動き(歩行、ジャンプ、ステージギミックとの連携)の軌跡を録画し、それを別の場所で「幽霊」=数秒前の自分の分身として再生する。再生されたその自分は、動く固い足場になる。あなたは自分の過去の動きと協力して、単独では決して届かない高台に上り、床のない裂け目を越えていく——幽霊の上に幽霊を重ね、過去の自分たちを、前へ進むための階段にしながら。The Misadventures of P.B. Winterbottom の系譜に連なる一本。英語に対応し、正直に言えば西側はすでに届きつつある——これは、西側がいままさに手を伸ばしている、日本発の原石だ。

公開 2026-07-02

01まず、その一点の感覚

02こういう人に刺さる

刺さる

  • たった一つのメカニクスを最後まで突き詰めたものが好きな人——自分の動きを録画し、幽霊として再生し、その幽霊が協力できる「動く足場」になる。The Misadventures of P.B. Winterbottom の系譜に連なる一本
  • 反射神経よりも、「作る」ことと「間(タイミング)」のパズルが欲しい人——再生した動きが立つべき場所へ届くように録画を計画し、演じ、そして自分の上に自分を重ねて、前へ進む階段にしていく
  • きれいな状態の、日本発の原石が欲しい人——HANDSUM が開発し PLAYISM が販売、407件のレビューの99%が好評で非常に好評。すでに擦り切れた一本ではなく、西側がいままさに手を伸ばしている一本

合わない

  • 長く広大なアクションや、反射神経勝負の戦闘が欲しい人(本作は、たった一つのアイデアを軸にした、録画と再生のパズルアクション・プラットフォーマーだ。無料でもアーリーアクセスでもない有料作で、AI生成アセットはなく、Steam のディスクリプタ上、性的な要素もない)
  • 「西側が一度も聞いたことのないもの」を、あえて求める人(ここは正直に言おう——この一本はすでに届きつつある。英語を含む16言語に対応し、PLAYISM が西側のストアとメディアへ運び、407件のレビューのうち約39%が英語だ。これは、まだ西側から隠れている一本ではなく、西側がいままさに手を伸ばしている、日本発の原石である)

03系譜:この味の原点

MotionRec 埋もれた名作

録画を核にしたパズルアクション・プラットフォーマー。開発は日本のスタジオ HANDSUM、販売は PLAYISM(Active Gaming Media)。プレイヤーは、荒廃した世界で文明を記録するロボット Rec を操る。その唯一の能力が、ゲームのすべてだ——Rec は自分の動き(歩行、ジャンプ、ステージギミックとの連携)の軌跡を録画し、それを別の場所で「幽霊」=数秒前の自分の分身として再生する。再生されたその自分は、動く固い足場になる。録画したとおりの道を歩き、あなたを持ち上げ、運んでいく。だからあなたは、自分の過去の動きと協力して、単独では決して届かない高台に上り、床のない裂け目を越えていく。部屋を解くとは、その録画を「作る」ことだ——再生した動きがちょうど目的地へ運んでくれるように、動きを計画し、演じる。そして幽霊の上に幽霊を重ね、過去の自分たちを、前へ進むための階段にしていく。2025年10月リリース、レビューの99%が好評(407件中406件、否定はわずか1件)で非常に好評。無料ではない有料作で、アーリーアクセスでもない正式リリース済み。AI生成アセットはなく、Steam 自身のコンテンツディスクリプタ上、性的な要素もない。そして正直に言えば、西側はすでに届きつつある——英語を含む16言語に対応し、PLAYISM が西側のストアとメディアへ運び、407件のレビューのうち158件(約39%)が英語だ。これは「誰も見つけていない原石」ではない。西側がいままさに手を伸ばしている、日本発の原石である。

あなたの手で、最初の合格を

The Misadventures of P.B. Winterbottom 録画と再生の原点

この味の原点——The Misadventures of P.B. Winterbottom。The Odd Gentlemen が開発し、2K が販売した作品で、2010年4月に発売された。不気味で無音の、手描きの世界。謎めいたパイを追い求めるなかで、ウィンターボトムは自分自身を録画し、その録画を再生して、過去の自分たちを自分のかたわらで動かす。プレイヤーは、録画された自分のクローンと協力し、競い合い、ときに邪魔をしながら、80を超えるパズルを解いていく。「自分の動きを録画し、再生して、過去の自分のコピーを、解答を組み立てるための相棒にする」——この核こそ、MotionRec が育つ根だ。本作は同じ録画と再生の協調を、再生した自分が動く足場になるプラットフォーマーへと、荒廃した世界を舞台に運んでいる。その原点は、Steam ページで同定する。

あなたの手で、最初の合格を

04あなたの手で、この原石を輝かせる

気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。

Steam で見る

05この味の血統