学校であった怖い話:その系譜と、子孫と、日本での評価
01この原点とは
学校であった怖い話は、1995年にスーパーファミコン向けに発売されたホラーサウンドノベルで、飯島多紀哉が企画した。複数の語り部に、一つの学校の怖い話・学校の伝説・都市伝説を、それぞれ別のエピソードとして語らせる形式により、ショックではなくテキストで恐怖を積み上げ、オムニバス形式の和製ホラーサウンドノベルの形を確立した。その後は個人・小規模インディーの「アパシーシリーズ」として長年受け継がれ、現在はSteam版も配信されている、都市伝説オムニバス怪談テキストノベルの系譜の原点である。
02出典
03この原点を継ぐ発掘
怪異番号~20✕✕(ニーマルバツバツ)~ 埋もれた名作
ジャンプスケアの無い心理ホラー・テキストアドベンチャー。舞台は2005年(平成)の日本。公園の公衆トイレに、誰かが電話番号を落書きしている——どこに繋がるのか、誰も知らない。その一つの都市伝説から、噂と数字を手掛かりに、町に潜む怪異の謎へと辿っていく。全4エピソード構成のオムニバス形式で、襲いかかってくるのではなく、テキストでじわじわと恐怖を積み上げる読み物型のノベルだ。恐怖は暗闇から飛び出す顔ではなく、物語そのものにある。日本の個人ゲーム開発者 EBA GAME による一本で、2026年3月に400円で発売。ストアの対応言語は日本語のみ、英語インターフェースすら無く、87件のレビューに英語は1件も無い。98%で日本では非常に好評なのに、広い西側はこの400円の同人ホラーノベルをまだ全く見つけていない。