系譜の原点

Devil Blade:その系譜と、子孫と、日本での評価

01この原点とは

Devil Bladeは、日本のイラストレーター しがたけ(Takehiro Shiga)が1996年に制作した同人の縦スクロール・シューティングで、PS1の同人STG制作ツール「デザエモンプラス(Dezaemon Plus)」で作られ、日本国内のみでアマチュア作品として頒布された。プレイヤーが自作シューティングをメモリーカードで共有しあう「Dezaemonムーブメント」から生まれ、「自機をどこまで敵に寄せられるかでスコアを伸ばす」という和製アーケード/同人縦シューの核の快感を体現した作品である。1996年の原作は現存する流通物が無く、今日唯一入手できる形は、作者本人が四半世紀ぶりに全面リメイクした現行版 DEVIL BLADE REBOOT(レトロモードで1996版を再現)である。攻めるほどスコアが跳ねる、至近距離スコアチェイス型の和製同人シューティングの系譜の原点である。

02出典

03この原点を継ぐ発掘

DEVIL BLADE REBOOT 埋もれた名作

縦スクロールの弾幕シューティング。ドット絵でありながら、多重スクロールと拡大縮小で擬似3Dの没入感へ押し上げる独自の見せ方。2種のショットとボム、そしてシグネチャの「Berserk System(狂化システム)」——敵に至近距離で接近して破壊するほど、難度もスコアも跳ね上がる。攻めるほど報われるリスク・リワード設計が、何度でも戻ってきてしまうアーケード型スコアチェイスを生む。ステージセレクト付きのストーリー6面、難度4段階、1996年の原作を再現するレトロモード、Steamランキング/実績、アンロック要素。日本のひとりクリエイター しがたけ(Takehiro Shiga・Vanillaware の創設メンバー/イラストレーター)が、本職の傍ら6年半かけて完成させた、SHIGATAKE GAMES 名義の個人制作の同人作。本人が1996年に PS1 の同人STG制作ツール「デザエモンプラス」で作り日本国内のみで頒布した同人シューティングの、全面リメイクである。822レビュー98%で圧倒的に好評。英語でもう遊べて(うち461件が英語レビュー)、西の弾幕シューターたちも気づき始めているが、広い世界にとってはまだほとんど知られていない原石だ。

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