系譜の原点

メトロイド:その系譜と、子孫と、日本での評価

01この原点とは

メトロイドは、任天堂開発第一部(R&D1)がインテリジェントシステムズと共に開発し、任天堂が販売したアクションアドベンチャーで、1986年にファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに日本で初めて発売された。プレイヤーはバウンティハンター・サムス・アランとなり、惑星ゼーベスの地下に広がる、入り組んでひと続きにつながった世界を探索する。核にあるのは、能力でゲートされた非線形の探索だ——パワーアップや装備を手に入れることで、かつて手の届かなかった道が開き、ひと続きの一枚マップを、増えていく装備で何度も引き返しながら攻略していく。開かれた探索と、能力で進行をゲートする設計を融合させた本作は、のちに『メトロイドヴァニア』と名づけられるジャンル——一つのひと続きの世界が、能力の成長とともに開かれていくゲーム群の系譜——の始祖となった原点である。

02出典

03この原点を継ぐ発掘

ローリングスター 埋もれた名作

エイリアンに占拠された広大な宇宙コロニーを舞台にした、日本の2D横スクロール・メトロイドヴァニア。プレイヤーは、引きこもりでメカアーム好きの少女ローリーとなり、コロニー奪還を目指す。入り組んでひと続きにつながった広大なマップを探索し、スキルや装備で、かつて手の届かなかったゲートを開いていく。倒した敵が落とす素材はクラフトに回り、巨大なボスが行く手を塞ぎ、ビークルに乗れば無重力や宇宙空間でも——コロニーの内も外も——戦える。会話とコメディイベントを重視したストーリー型で、メカを身にまとった孤独な少女が、エイリアンからステーション(コロニー)を奪い返していく、バウンティハンター的な探索が核にある。日本の個人開発スタジオ NUL2 STUDIO(開発者・しるこ氏)による一本で、前作のインディー TOMOMI は2022年に発売されている。2025年3月発売。205レビュー98%で非常に好評。日本語・英語・韓国語・簡体字中国語・繁体字中国語に対応済みだが、英語レビューは約30件(14.6%)にとどまり、残りの大半は日本語——広い西側はまだほとんど見つけていない。価格1,400円の有料作で、無料でもアーリーアクセスでもない、正式リリース済みである。

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