この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-07-24(JST)
ハンドルを一つ回せば、星がまるごと回転し、スロットマシンや楽器、背景アートそのものに隠れたハートが姿を現す——唯一のルールは、時計も決まった順番も存在しないこと。
制作・自社発売はソロクリエイターのasahaによるサンドボックス型の探し物ゲーム。東京を拠点に活動する手描きイラスト・ピクセルアートのクリエイターで、相応の支持者を持ち、ラフォーレ原宿・渋谷ロフト・TOKYO PiXEL.での個展出店歴や、たまごっち公式とのコラボ実績もある。日本国内でのそうした知名度にもかかわらず、Siliconera・Kotaku・PC Gamerを個別に確認したが、本作・本人いずれについても西側ゲームメディアの報道は一件も見つからなかった。Steam自身の表記によれば、本作はボールペンで描かれた宇宙を舞台に、ハンドルを回せば星全体が回転し、風景の中にはスロットマシンや楽器が隠れ、ハートは背景アートそのものにこっそり溶け込んでいる。タイマーもスコアも決まった順番もなく、惑星ごとの仕掛けを解けばロケットに乗って次の星へ移動でき、オープンワールドのように広がっていく宇宙を自分のペースで巡っていく。書き下ろしのピアノ楽曲は、元任天堂の作曲家で『トモダチコレクション』等を手がけた後に独立した椎葉大翼氏によるもので、暖かみのあるアナログな響きを求めてオープンリールテープで生演奏を収録している。Steam自身のストア文言によれば、本作が生まれた経緯には、同じ「ハート探し」というコンセプトの前身フリーゲーム版が無断で改変され、別タイトルを騙ってSteamで無許可販売されたという過去があり、本作はasaha自身による唯一の公式版で、前身の無料版は今もunityroomとitch.ioで遊べるという。価格¥700、108件のレビュー(好評108件・不評0件)で好評率100%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。対応言語は英語・日本語・簡体字中国語で、108件のうち78件(72.2%)が日本語レビューである一方、英語レビューは24件(22.2%)、簡体字中国語は3件(2.8%)に留まる。
公開 2026-07-24
01まず、その一点の感覚
- Steam自身の表記によれば、タイマーも決まった順番もない。だからハンドルを回して星をまるごと回転させるのは、時計と戦うパズルではなく、手描きの世界が自分の手に応えてくれる、その喜びそのものになる。
- ハートは分かりやすいホットスポットではなく、背景アートそのものに直接溶け込んでいる。だから探すという行為が、通り過ぎるのではなく、ボールペンで描かれた惑星の隅々まで実際に見つめる口実になる。
- 楽曲は、任天堂の中で9年間音楽を書いた後に独立した作曲家によって、オープンリールテープで生演奏収録された。それを知ったうえで聴くと、各惑星の下で流れる柔らかいピアノは、経験を積んだ手が意図的にわずかな不完全さを選んだ音のように聞こえてくる。
02こういう人に刺さる
刺さる
- タイマーもスコアも決まった順番もない、優しい手描きの探し物ゲームが欲しい人
- 日本国内で実際の支持者を持つイラストレーターによる、本当にソロの日本のプロダクションが欲しい人——西側ゲームメディアがまだ一度も取り上げていない
- 「非常に好評」タイトル(108件で100%)ながら、まだ主に日本語で読まれているものを正直に伝える記事が欲しい人——レビューのうち72.2%が日本語、英語は22.2%
合わない
- 時間的プレッシャーやスコア、決まった進行順が欲しい人——本作は完全に、急かされない自分のペースの探索を軸にしている
- 統計的に安定した母数が欲しい人——108件は実数として意味はあるが、1件の外れ値でも比率が動く程度にはまだ薄い
03系譜:この味の原点
100% が好評レビューはわずか 108 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
Heartreasure: Stellar Journey 埋もれた名作
Steam自身の表記によれば、本作はボールペンで描かれた宇宙を舞台にしたサンドボックス型の探し物ゲームだ。ハンドルを回せば星全体が回転し、風景の中にはスロットマシンや楽器が隠れ、ハートは背景アートそのものにこっそり溶け込んでいる。タイマーもスコアも決まった順番もなく、惑星ごとの仕掛けを解けばロケットに乗って次の星へ移動でき、オープンワールドのように広がっていく宇宙を自分のペースで巡っていく。書き下ろしのピアノ楽曲は、元任天堂の作曲家で『トモダチコレクション』等を手がけた後に独立した椎葉大翼氏によるもので、暖かみのあるアナログな響きを求めてオープンリールテープで生演奏を収録している。制作・自社発売はソロクリエイターのasaha。東京を拠点に活動する手描きイラスト・ピクセルアートのクリエイターで、相応の支持者を持ち、ラフォーレ原宿・渋谷ロフト・TOKYO PiXEL.での個展出店歴や、たまごっち公式とのコラボ実績もある。Steam自身のストア文言によれば、本作が生まれた経緯には、同じ「ハート探し」というコンセプトの前身フリーゲーム版が無断で改変され、別タイトルを騙ってSteamで無許可販売されたという過去があり、本作はasaha自身による唯一の公式版で、前身の無料版は今もunityroomとitch.ioで遊べるという。価格¥700、108件のレビュー(好評108件・不評0件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率100%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。対応言語は英語・日本語・簡体字中国語で、108件のうち78件(72.2%)が日本語レビューである一方、英語レビューは24件(22.2%)、簡体字中国語は3件(2.8%)に留まる。Siliconera・Kotaku・PC Gamerを個別に確認したが、asahaが日本国内のイラストレーターとして相応の知名度を持つにもかかわらず、本作・本人いずれについても西側ゲームメディアの報道は一件も見つからなかった。
あなたの手で、最初の合格をHidden Folks 批評的な木霊
この味の原点——Hidden Folks。Adriaan de JonghとSylvain Tegroegによる2017年の探し物ゲームで、手描きの白黒ミニチュア風景いっぱいに広がるテントの幕をめくり扉を叩きつけながら、タイトルにもなっている小さな隠れキャラクターたちを探していく。古き紙の絵探し絵本を、本当にインタラクティブなものへと持ち込んだ型を確立した一本だ——手描きの絵で作られた世界のあらゆる物を操作でき、探すこと自体が目的のすべてになる。Heartreasure: Stellar Journeyは公式のHidden Folks作品ではなく、この系譜は開発元asaha自身が明言した関連性ではなく当サイト独自の批評的比較だが、同じ発祥の着想を、ボールペンで描かれた惑星・レバー・隠れたハートで満ちた、より優しい宇宙へと引き継いでいる。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- Hidden Folks 原点
- Heartreasure: Stellar Journey 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味