系譜目利き

インターネットから消え去った村へ送られる、公認祓魔師。電気も電話も断たれ、異常な数の幽霊を封じる結界に閉ざされたその村で、このジャンルでは珍しく、銃が本当に効く

制作・自社発売は個人開発者・霧笛ノト(日本語版Wikipediaのインフォボックスによれば人数1人)による三人称視点のアクションホラー。同ソースによれば本人はホラーゲームが得意ではないと述べている。Wikipediaの記述では、本作はもともと架空の大手Vtuber事務所のスキャンダルを銃火器で解決するTPS『AKASPA』として開発が始まっていたが、開発に時間がかかりそうなことに加え、制作者本人が光熱費や奨学金の返済で困窮していたことから、より短いホラーゲームへと転換した——困窮は明記された2つの理由のうち一方であり、唯一の動機ではない、という機微をそのまま保っておく。物語は「祓魔が国家の職務となった並行世界の日本」を描く。霊務省近畿霊務局所属の公認祓魔師・白石瑞希(27)は、インターネット上から完全に消え去った奈良県の村・賽河村の調査に赴く——電気・電話・インターネットすべてが遮断され、異常なまでに多数の不正霊を封じ込める巨大な結界に閉ざされ、住民は誰一人見当たらない。上司の小日向係長と後輩の丸岡から無線で指示を受けながら、Steam自身の表記によれば徒手格闘・ガンシューティング・ステルスアクションで反撃していく。開発元自身の売り文句は、まさにこのジャンルが定義してきた慣習への意識を名指ししており、「日本風ホラーゲームにありがちな、銃弾とか拳とか一切効かない理不尽な幽霊にうんざりした貴方に贈る、『思いっきりやり返せるホラーゲーム』です」と謳う。発売日は2024年10月4日、価格¥1,200。自社発売は霧笛ノト単独。日本語版Wikipediaは発売元として「あまた株式会社」も併記しているが、同社を個別に調べたところ確認できる関与はPlayStation 5・Xbox Series X|S版、および今後のNintendo Switch 2版・コミカライズに限られ、本Steam版には及ばない——Steam自身のAPIでは開発・発売元とも霧笛ノト単独である。2,833件のレビュー(好評2,625件・不評208件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率93%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ(銃撃・流血・暴力)上性的な要素もない。対応言語は日本語・英語・韓国語・簡体字中国語・繁体字中国語で英語にも対応済みだが、2,833件のうち英語レビューはわずか307件(10.8%)——英語で遊べる状態にありながら、実数としてはまだ西へ組織的に届いていない、という事実を飾らずそのまま伝える。

公開 2026-07-22

01まず、その一点の感覚

02こういう人に刺さる

刺さる

  • 武器が本当に効くホラーゲームが欲しい人——徒手格闘・ガンシューティング・ステルスで、逃げるだけでなく実際に打ち倒せる幽霊たち
  • 官公庁的・調書的な語り口のホラーが欲しい人——無線で上司に報告しながら、記録から消えた村を調査する公認祓魔師という枠組み
  • 「非常に好評」タイトル(2,833件で93%)ながら、英語に対応していてもまだ西へ組織的に届いていないものを掴みたい人——レビューのうち英語はわずか10.8%

合わない

  • 壮大で野心的なスケールが欲しい人——Wikipediaの記述自体が、これをより大きな棚上げプロジェクトからの縮小転換であり、実際の時間的・経済的制約の下で作られたと伝えており、完成形の規模はその再出発を映したものであって、切り詰められた大作ではない
  • 血の気のないものが欲しい人——Steam自身のコンテンツディスクリプタによれば銃撃・流血・暴力を含む(ただし同ディスクリプタ上、性的な要素はない)

03系譜:この味の原点

93% が好評レビューはわずか 2833 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない

近畿霊務局 埋もれた名作

Steam自身の表記によれば、本作は「祓魔が国家の職務となった並行世界の日本」を舞台にする三人称視点のアクションホラーだ。プレイヤーは霊務省近畿霊務局所属の公認祓魔師・白石瑞希(27)となり、インターネット上から完全に消え去った奈良県の村・賽河村の調査に赴く——住民は誰一人おらず、電気・電話・インターネットすべてが遮断され、異常なまでに多数の不正霊を封じ込める巨大な結界に閉ざされている。上司の小日向係長と後輩の丸岡から無線で指示を受けながら、徒手格闘・ガンシューティング・ステルスアクションで反撃していく。開発元自身の売り文句は、まさにこのジャンルが定義してきた慣習への意識を名指ししており、「日本風ホラーゲームにありがちな、銃弾とか拳とか一切効かない理不尽な幽霊にうんざりした貴方に贈る、『思いっきりやり返せるホラーゲーム』です」と謳う。制作・自社発売は個人開発者・霧笛ノト(日本語版Wikipediaのインフォボックスによれば人数1人)で、同ソースによれば本人はホラーゲームが得意ではないと述べており、本作はもともと架空の大手Vtuber事務所のスキャンダルを銃火器で解決するTPS『AKASPA』として開発が始まっていたが、開発に時間がかかりそうなことに加え、制作者本人が光熱費や奨学金の返済で困窮していたことから、より短いホラーゲームへと転換した——困窮は明記された2つの理由のうち一方であり、唯一の動機ではない。日本語版Wikipediaは発売元として「あまた株式会社」も併記しているが、同社を個別に調べたところ、その確認できる関与はPlayStation 5・Xbox Series X|S版、および今後のNintendo Switch 2版・コミカライズに限られ、本Steam版には及ばない。Steam自身のAPIでは開発・発売元とも霧笛ノト単独である。発売日は2024年10月4日、価格¥1,200。2,833件のレビュー(好評2,625件・不評208件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率93%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ(銃撃・流血・暴力)上性的な要素もない。対応言語は日本語・英語・韓国語・簡体字中国語・繁体字中国語で英語にも対応済みだが、2,833件のうち英語レビューはわずか307件(10.8%)——英語で遊べる状態にありながら、実数としてはまだ西へ組織的に届いていない、という事実を飾らずそのまま伝える。

あなたの手で、最初の合格を

biohazard HD REMASTER 批評的な木霊

この味の原点——Resident Evil(バイオハザード)。CAPCOMによる1996年のサバイバルホラーの原点で、Steamでは2015年配信のbiohazard HD REMASTERとして入手できる。屋敷を埋め尽くすアンデッドに対し、銃器は乏しく脆く貴重だが、確かに効く——だからあらゆる遭遇は「どう逃げるか」のパズルではなく、残り少ない弾薬をどう配分するかという、勝ち筋のある本物の戦いになる、というジャンルの型を確立した一本だ。近畿霊務局は公式のResident Evil作品ではなく、この系譜は開発元霧笛ノト自身が明言した影響ではなく当サイト独自の批評的比較だが、近畿霊務局自身のストア文言は、まさにこの系譜が体現するジャンルの慣習を名指しし、そこへの回帰——銃が本当に効くホラーゲーム——を自ら掲げている。

あなたの手で、最初の合格を

04あなたの手で、この原石を輝かせる

気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。

Steam で見る

05この味の血統