系譜目利き

召喚で36体のファイターを揃え、そこから自由に選ぶ。あとに残るのは、間に何も挟まない36連戦のボスラッシュだけだ

制作・自社発売はソロ開発者ジェッドムによる、ボスラッシュのみで構成された純粋なアクションゲーム。Steam自身の表記によれば、36体のプレイアブルキャラから自由に選び、36戦のボスラッシュを勝ち抜けばクリアとなる。新しいキャラクターはバトルの勝利で得た召喚チケットを使って入手し、すでに持っているキャラと重複した場合はそのキャラのレベルが上がる。想定プレイ時間は2〜6時間、エンディングは1種類。舞台は、ダークマターが科学的に解明される前に人類の脳がそれへの干渉に成功してしまい、やがて人々がそれを「魔法」と呼ぶようになった世界——現代社会は少年「サジャ」を中心に剣と魔法のファンタジーへと変貌する。4Gamer自身の取材記事によれば、作者のXで公開されているキャラクター紹介は、どれも誰かの黒歴史に存在していそうな厨二病な設定になっているといい、それはまさにタイトルが示す通り——「黒歴史」とは、恥ずかしい過去を指す日本語のスラングだ。Game*Sparkの古参インディーレビュアー吉田輝和氏は、自身が子供の頃ノートにオリジナルキャラクターを描いていたことになぞらえて紹介しているが、これは吉田氏本人の懐かしむ読み解きであり、開発者が公式に述べた制作経緯ではない。発売日は2025年10月23日、価格¥500。13件のレビュー(好評13件・不評0件)で好評率100%の「好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、Steam実績あり、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。日本語・英語に対応するが、13件のうち英語レビューは0件——これだけレビュー数が少ないことも踏まえれば、見過ごされているというより、単純にまだ見つかっていないというのが正直なところだ。

公開 2026-07-19

01まず、その一点の感覚

02こういう人に刺さる

刺さる

  • 水増しを削ぎ落としたボスラッシュが欲しい人——36連戦のボス戦と、そこを選び抜く36体のキャラクターだけで構成されている
  • 日本のインディーメディアに名前入りで取り上げられた、本当にソロ・自社発売の日本のプロダクションが欲しい人——4Gamer自身の記事と、Game*Sparkの古参レビュアー吉田輝和氏による特集記事
  • 「好評」タイトル(13件で100%)ながら、これ以上ないほどまだ見つかっていないものを掴みたい人——ゲーム自体は英語対応済みなのに、レビューは文字通り0件が英語

合わない

  • スコアを信頼する前に統計的に安定した母数が欲しい人——13件は小さな母数で、この記事はそれを飾らずそのまま伝えている
  • 長時間の物語主導のキャンペーンが欲しい人——本作は2〜6時間で終わる引き締まったボス戦の連続で、エンディングは1種類。無料ではない有料タイトルでアーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない

03系譜:この味の原点

100% が好評レビューはわずか 13 件英語にまだ非対応 — なのに、ほとんど誰も見つけていない

黒歴史ファイターズ 埋もれた名作

Steam自身の表記によれば、本作はボスラッシュのみで構成されたアクションゲームで、36体のプレイアブルキャラから自由に選び、36戦のボスラッシュを勝ち抜けばクリアとなる。新しいキャラクターはバトルの勝利で得た召喚チケットを使って「召喚」で入手し、すでに持っているキャラと重複した場合はそのキャラのレベルが上がる仕組みで無駄にならない。想定プレイ時間は2〜6時間、エンディングは1種類。舞台は、ダークマターが科学的に解明される前に人類の脳がそれへの干渉に成功してしまった世界——このダークマター認識爆発は一人の少年を中心に全世界へ広がり、多くの人間がやがてそれを「魔法」と呼ぶようになり、現代社会は剣と魔法のファンタジーへと変貌した。その中心となった少年「サジャ」が、世界を混乱から救うのか、さらなる混沌へ突き進むのか、という物語だ。4Gamer自身の取材記事によれば、作者のXで公開されているキャラクター紹介の投稿は、どれも誰かの黒歴史に存在していそうな厨二病な設定になっているという。また別記事では、Game*Sparkの古参インディーレビュアー吉田輝和氏が、自身が子供の頃ノートにオリジナルキャラクターのイラストやプロフィールを描いていたことになぞらえて紹介しているが、これは吉田氏本人の少年時代を懐かしむ読み解きであり、開発者ジェッドム氏が公式に述べた制作経緯ではないことをここで明確にしておく。制作・自社発売はソロ開発者、リリース日は2025年10月23日、価格¥500。13件のレビュー(好評13件・不評0件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率100%の「好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、Steam実績あり、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。日本語・英語に対応するが、13件のうち英語レビューは0件——これだけレビュー数が少ないことも踏まえれば、見過ごされているというより、単純にまだ見つかっていないというのが正直なところだ。

あなたの手で、最初の合格を

Furi 批評的な木霊

この味の原点——Furi。The Game Bakers制作による2016年のアクションゲームで、ボスラッシュを最も純粋な形まで削ぎ落とした一本だ——通常の雑魚敵や探索でその間を埋めることなく、個性的な相手との一対一の決闘だけが連続する。黒歴史ファイターズは公式のFuri作品ではなく、この系譜は開発元ジェッドム自身が明言した影響ではなく当サイト独自の批評的比較だが、同じ核心的な構造を新しい枠組みへと引き継いでいる——連続するボス戦だけで構成されたゲームであり、次に誰と戦うか、その戦いに何を持ち込むかだけが、設計のすべてになるという発想だ。

あなたの手で、最初の合格を

04あなたの手で、この原石を輝かせる

気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。

Steam で見る

05この味の血統