この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-08-10(JST)
右スティックを弾けば、斬撃が画面を覆う。回せば群れを薙ぎ払い、タイミングよく弾けば攻撃を跳ね返す。
ストアページは何よりも先に、注意書きから始まる——プレイには2本のアナログスティックを持つコントローラーが必須。キーボード&マウスでの斬撃入力自体が存在しない。続く売り文句は3行に要約される——スティックを弾いて、さあ、斬れ。スティックを回して敵を刻め。上手く弾いて敵の攻撃を跳ね返せ。右スティックは武器の狙いをつけるものではなく、斬撃そのものであり、画面を覆うほど大きく、方向を持つ。それを一周させれば、1体だけでなく群れごと薙ぎ払える。進行はエリア探索と敵の撃破でスキルツリーを育て、新たな斬撃技を覚えていく形だ。制作・自社発売はソロ開発者Eh。Steamに並ぶのは本作のみである。価格は¥718。120件のレビュー(好評112件・不評8件)で好評率93%(非常に好評)。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成コンテンツの開示欄は無く、Steamのコンテンツディスクリプタは完全に空である。対応言語は英語・日本語で、2本目のスティックさえあれば遊ぶのを止めるものは何もない。正直に一点。120件の内訳は日本語71件・英語39件で、少数とは言えない割合だ。AUTOMATON WESTにはちょうど1件だけ言及があるが、2021年のSteamウィンターセールの値引きタイトルを何十本も列挙した記事内のリンクにすぎず、本作固有の特集ではない。Metacriticには批評家レビューが1件も存在しない。
公開 2026-08-10
01まず、その一点の感覚
- 多くのアクションゲームはスティックを「狙い」として扱う——ここで狙い、あちらへ移動する。本作は弾く動作そのものを武器として扱う。方向へスティックを弾く物理的な身振りそのものが斬撃を決めるのであって、たまたま正しく狙えたボタン入力ではない。
- スティックを回して群れを薙ぎ払うことは、戦闘中の「場を読む」の意味を変える。親指で描く軌跡の形が、そのまま斬撃の形になる。群れの制御は、戦闘の問題であると同時に、描画の問題でもある。
- 同じ弾く動作を、迫る攻撃に合わせて跳ね返しにも使えることは、攻撃と防御が別のシステムを切り替えるのではなく、異なる瞬間の同じ物理的動作であることを意味する。
02こういう人に刺さる
刺さる
- METAL GEAR RISING: REVENGEANCEのブレードモード——スティックの動きが斬る身振りである、という発想——が、1つのモードではなくゲーム全体に引き伸ばされたものが欲しい人
- 2本のフルアナログスティックを持つコントローラーを所有し、キーボード&マウスからの移植ではなく、その特定のハードウェアだけを前提に組まれたゲームが欲しい人
- 小さくて自主出版のものが欲しい人——ソロ開発者EhのSteamタイトルは本作のみで、コンテンツディスクリプタは完全に空
合わない
- キーボード&マウスで遊びたい人——ストアページが冒頭でツインスティックコントローラー必須と明言している
- 既に西で見つかっているゲームが欲しい人——120件のうち39件は英語で、AUTOMATON WESTの唯一の言及もセール一覧に埋もれたリンクにすぎず特集ではない
03系譜:この味の原点
93% が好評レビューはわずか 120 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
LIBLADE 埋もれた名作
ストアページは何よりも先に、注意書きから始まる——プレイには2本のアナログスティックを持つコントローラーが必須。キーボード&マウスでの斬撃入力自体が存在しない。続く売り文句は3行に要約される——スティックを弾いて、さあ、斬れ。スティックを回して敵を刻め。上手く弾いて敵の攻撃を跳ね返せ。右スティックは武器の狙いをつけるものではなく、斬撃そのものであり、画面を覆うほど大きく、方向を持つ。それを一周させれば、1体だけでなく群れごと薙ぎ払える。進行はエリア探索と敵の撃破でスキルツリーを育て、新たな斬撃技を覚えていく形だ。制作・自社発売はソロ開発者Eh。Steamに並ぶのは本作のみである。価格は¥718。120件のレビュー(好評112件・不評8件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率93%(非常に好評)。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成コンテンツの開示欄は無く、Steamのコンテンツディスクリプタは完全に空である。対応言語は英語・日本語で、2本目のスティックさえあれば遊ぶのを止めるものは何もない。120件の内訳は日本語71件・英語39件で、少数とは言えない割合であり正直に開示しておく。AUTOMATON WESTには1件だけ言及があるが、2021年のSteamウィンターセールの値引きタイトルを何十本も列挙した記事内のリンクで、本作固有の特集記事ではない。Metacriticには批評家レビューが1件も存在しない。
あなたの手で、最初の合格をMETAL GEAR RISING: REVENGEANCE 批評的な木霊
この味の原点——METAL GEAR RISING: REVENGEANCE。時間が遅くなった状態で、スティックが狙いではなく切断そのものの軌跡を描く「ブレードモード」を確立した、PlatinumGamesの作品。LIBLADEは公式のMetal Gear Rising作品ではなく、この系譜は当サイトが本作の英語レビュー欄自体から引いた比較である——複数のプレイヤーが自発的に「ブレードモードを丸ごと1本のゲームにしたようなもの」と評している。共有しているのは、スティックの動きを「斬る身振り」として読む、という発想であり、それをここでは1つのモードではなく、すべての戦いへと引き伸ばしている。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- METAL GEAR RISING: REVENGEANCE 原点
- LIBLADE 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味