音楽が添えられた、ただのゲームではない。謎を解きながら世界から世界へくぐり抜ける、プレイできるミュージックビデオだ。
「プレイできるミュージックビデオ」のようなテキストアドベンチャー。日本の作家 Kazuhide Oka の物語と世界観をもとに、音楽とインディーゲームを制作するプロジェクト ANMC(アノマチ)の第1作で、開発は Oka、販売は東京の音楽スタジオ・神椿スタジオ(KAMITSUBAKI STUDIO)と yokaze だ。本編は全編オリジナル楽曲とアニメーションMVで語られ、あなたは場面をただ読むのではなく、その中を「くぐって」進んでいく——月の砂漠、トンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島。夢のように移ろう世界を巡る。歌のパートの合間には「RIDDLEパート」があり、世界の中からキーワードを探し出して当てはめ、行く手を開く謎を解く。旅は複数のエンディングへと分岐する。銀河鉄道の夜の系譜に連なる一本。英語に対応済みだが、西はこの一本を、まだほとんど見つけていない。
公開 2026-07-02
01まず、その一点の感覚
- すべては「プレイできるミュージックビデオ」として作られている。物語は全編オリジナル楽曲とアニメーションMVで進むから、場面は読むものではなく、くぐり抜けるものになる。引力は、映像の「中」にいる感覚だ——音楽に運ばれ、夜がより奇妙で、夢のような世界へと次々に開いていく。月の砂漠、トンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島へと。
- 本作は、あなたを受け身の観客のままにはしない。歌のパートの合間には「RIDDLEパート」があり、その詩のような世界を、隠されたキーワードを見つけられるほど深く読み解き、当てはめて、行く手を開かなければならない。だから夜を進めることは、注意を向ける行為そのものになる——歌が空気をつくり、謎が、いま漂い抜けてきたものを本当に理解できたかを問う。
- これは、一度きりでは終わらない旅だ。道は非現実的に移ろう世界を巡り、複数のエンディングへと分岐する。だから同じ詩的な夜も、どこで閉じるかによって別の顔を見せる。そして本作がたどり着こうとする感覚は、銀河鉄道の夜の核にあるものと同じだ——星空の下、異世界のような場所を巡る夢のような夜の旅が、静かに、生の際にある問いへと向かっていく。
02こういう人に刺さる
刺さる
- 習熟すべきシステムよりも、詩的な夜の旅が欲しい人——全編オリジナル楽曲とアニメーションMVで、月の砂漠、トンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島と、夢のような世界を巡る「プレイできるミュージックビデオ」。銀河鉄道の夜の系譜に連なる一本
- その旅が、こちらに何かを求めてくることを望む人——隠されたキーワードを探して当てはめ、行く手を開く「RIDDLEパート」があり、世界をまたいで複数のエンディングへ分岐し、二度目・三度目の周回に応える
- 西側がまだほとんど見つけていない、日本のインディーの原石が欲しい人——314レビュー92%で非常に好評、英語に対応済み、作家 Kazuhide Oka の物語をもとにしたプロジェクト ANMC の第1作で、販売は東京の音楽スタジオ・神椿スタジオ(KAMITSUBAKI STUDIO)と yokaze
合わない
- 長く、メカニクスの奥深いゲームプレイや、大きな分岐のRPGが欲しい人(本作は短く、物語と音楽を優先したテキストアドベンチャーで、システムよりもオリジナル楽曲とキーワードの謎解きが支える有料作だ——無料でもアーリーアクセスでもない)
- 大手スタジオの、すでに西で人気のヒット作を期待する人(作り手の知名度は音楽やバーチャルシンガーの圏内が中心で、ゲーム層ではほぼ無名だ。314レビューのうち英語は約10.8%にとどまり、中国語ローカライズはあっても西側での実プレイはわずか——受け手はいまも大半が日本語圏で、西はこの一本にほとんど届いていない。AI生成アセットはなく、Steam は性的な内容を示していない)
03系譜:この味の原点
92% が好評レビューはわずか 314 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
ムーンレスムーン 埋もれた名作
「プレイできるミュージックビデオ」のようなテキストアドベンチャー。日本の作家 Kazuhide Oka の物語と世界観をもとに、音楽とインディーゲームを制作するプロジェクト ANMC(アノマチ)の第1作だ。開発は Kazuhide Oka、販売は東京の音楽スタジオ・神椿スタジオ(KAMITSUBAKI STUDIO)と yokaze。本編は全編オリジナル楽曲とアニメーションMVで語られ、あなたは場面をただ読むのではなく、その中を「くぐって」進んでいく——月の砂漠、トンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島。夢のように移ろう世界を巡る。歌のパートの合間には「RIDDLEパート」がある。世界の中からキーワードを探し出し、当てはめて、行く手を開く謎を解く。旅は複数のエンディングへと分岐し、別の結末へ、もう一度歩き直せる、詩的な夜の巡礼だ。2024年8月リリース、314レビュー92%で非常に好評。無料ではない有料作で、アーリーアクセスでもない正式リリース済み。AI生成アセットはなく、Steam 自身のコンテンツディスクリプタ上、性的な要素もない。日本語・英語・簡体字/繁体字中国語に対応しているが、314件のうち英語レビューは34件(約10.8%)にとどまる。中国語ローカライズはあるものの、西側の実プレイ層はまだほとんど到達していない——神椿の知名度は音楽やバーチャルシンガーの圏内に限られ、ゲーム層ではほぼ無名だからだ。Steam では、これはまだ西がほとんど見つけていない原石である。
あなたの手で、最初の合格を銀河鉄道の夜 原点
この味の原点——銀河鉄道の夜。日本の作家・詩人、宮沢賢治の小説で、賢治の没後、未完のまま遺され、1934年に発表された。孤独な少年ジョバンニが、天の川に沿って夜空を走る不思議な列車に乗り込み、友人のカムパネルラとともに、夢のように移り変わる駅や風景を巡っていく——その旅は、やがて静かに、死や、自己犠牲や、「ほんとうの幸い」とは何かという問いへと向かっていく。星空の下、非現実的に移ろう世界を巡る旅が、そのまま生と死をめぐる瞑想になる——この詩的な「夜の旅」の核こそ、ムーンレスムーンが育つ根だ。本作はそれを、オリジナル楽曲とアニメーションMVが、月の砂漠、トンネルの中の喫茶店、空に浮かぶ島を巡る「プレイできるミュージックビデオ」へと運んでいる。1934年の小説にゲーム版は存在しないため、その原点は Wikidata のエントリで同定する。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- 銀河鉄道の夜 原点
- ムーンレスムーン 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味