この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-07-21(JST)
最大4人が同じコインプッシャーの機体に身を寄せ、一緒にコインを押し出していく。それがジャックポットになるか、迫りくる妖怪の群れになるかは、どれだけ一体となって押せたかにかかっている。
制作・自社発売は2人体制の独立系スタジオSTP WORKSによるオンライン協力プレイ型コインプッシャー。Steam自身の表記によれば、最大4人のプレイヤーが江戸時代を舞台に協力してコインを押し出し、妖怪を退治したり、どくろの大群を退けたり、ジャックポットを目指したりしながら能力や装備を強化していく。一期一会のランダムマッチング、フレンドだけのフレンドマッチング、ソロプレイのいずれにも対応する。協力イベントには妖怪を退治するイベントや、玉入れのように桶にコインを入れる桶入れゲームがあり、妖怪はプレイヤーの強さに応じてより強くなり、強い妖怪ほど報酬額も増加する。江戸時代らしい景品も収集でき、獲得した景品ポイントが一定以上たまると勾玉が出現し、古銭や勾玉を消費して装備や能力を強化していく。2021年発売の前作『古銭プッシャーフレンズ』から続くシリーズの2作目にあたる。Game*Sparkのインタビューで、開発者本人「ダンおじ」氏は「ちょうど2年前に友人とゲーム会社を起業しまして、2人でゲーム開発と販売を行っています。友人は開発で、私がマーケティングや会社運営関連をしています」と語っている。本作自体はCAMPFIREでのクラウドファンディングを経て発売され、2023年4月28日〜5月12日の実施で、目標1万円に対し644,500円、346人の支援者を集めた——目標額の60倍以上にあたる。発売日は2023年5月18日、価格¥470。469件のレビュー(好評425件・不評44件)で好評率約90.6%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、Steam実績・クラウド対応あり、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。469件のうち約44件、9.4%程度が英語レビューに留まり、支持層の大半はいまも日本にある。
公開 2026-07-21
01まず、その一点の感覚
- Steam自身の表記によれば、最大4人が同じ機体に同時にコインを押し込む。だからコインプッシャー特有の緊張感——このコインが積み重なったコインを縁から落とすか否か——が、一人の習慣ではなく、テーブルを囲む全員で共有する賭けに変わる。
- 妖怪はプレイヤーの強さに応じてより強くなり、強い妖怪ほど報酬額も増加する。だからゲーム自体の難度曲線は、あらかじめ決められた固定の梯子ではなく、実際にそのグループがどれだけ上達したかへの直接の応答になる。
- 本作は、2人の友人が発売のおよそ2年前に一緒に会社を起業し、CAMPFIREのキャンペーンで目標額を60倍以上上回る資金を集めたことから生まれている。だからこのゲームがプレイヤーに売っているジャックポットの夢は、その足元で、作り手自身がすでに一度実際に経験した夢でもある。
02こういう人に刺さる
刺さる
- 一人でなく協力プレイのために作られた物理演算コインプッシャーが欲しい人——最大4人が同じ機体、同じ妖怪戦、同じジャックポットの夢を共有する
- 本当に小規模で独立系の、実在する創業ストーリーを持つ日本のスタジオが欲しい人——2人の友人が発売のおよそ2年前に起業し、目標額を60倍以上上回るクラウドファンディングを達成した
- 「非常に好評」タイトル(469件で約90.6%)ながら、支持層がいまも圧倒的に日本国内という一本を掴みたい人——英語レビューはまだ約9%程度
合わない
- 一人用だけの体験が欲しい人——本作は協力プレイを軸に設計されているが、ソロプレイにも対応している
- 当サイトの理想である好評率95%に近い作品が欲しい人——90.6%は最低ラインは満たすがここで扱う中では最も高い数値ではない。無料ではない有料タイトルでアーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない
03系譜:この味の原点
91% が好評レビューはわずか 469 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
古銭プッシャーフレンズ2 埋もれた名作
Steam自身の表記によれば、本作は江戸時代を舞台にしたオンライン協力プレイ型のコインプッシャーゲームで、最大4人のプレイヤーが協力してコインを押し出し、妖怪を退治したり、どくろの大群を退けたり、ジャックポットを目指したりする。ゲームを進めると様々な強化や装備で能力アップでき、一期一会のランダムマッチング、フレンドだけのフレンドマッチング、ソロプレイのいずれにも対応する。協力イベントには妖怪を退治するイベントや、玉入れのように桶にコインを入れる桶入れゲームがあり、妖怪はプレイヤーの強さに応じてより強くなり、強い妖怪ほど報酬額も増加する。江戸時代らしい景品もいろいろ収集でき、獲得した景品に応じて景品ポイントが加算され、一定以上のポイントで勾玉が出現する。副射出機や旗などの装備品、コインの攻撃力アップや連射速度アップは、プレイで得た古銭や景品で得た勾玉を消費して購入する。2021年発売の前作『古銭プッシャーフレンズ』から続くシリーズの2作目にあたる。制作・自社発売はSTP WORKS、小規模な独立系企業で、Game*Sparkのインタビューで開発者本人「ダンおじ」氏は「ちょうど2年前に友人とゲーム会社を起業しまして、2人でゲーム開発と販売を行っています。友人は開発で、私がマーケティングや会社運営関連をしています。会社の代表は友人です」と語っている。本作自体はCAMPFIREでのクラウドファンディングを経て発売され、2023年4月28日〜5月12日の実施で、目標1万円に対し644,500円、346人の支援者を集めた——目標額の60倍以上にあたる。発売日は2023年5月18日、価格¥470。469件のレビュー(好評425件・不評44件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率約90.6%の「非常に好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、Steam実績・クラウド対応あり、AI生成アセットはなく、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上性的な要素もない。英語・日本語・簡体字/繁体字中国語に対応するが、469件のうち約44件、9.4%程度が英語レビューに留まり、支持層の大半はいまも日本にある。
あなたの手で、最初の合格をCoin Pusher デジタル化の原点
この味のデジタル化の原点——Coin Pusher。RewindApp制作による2019年のPC作品で、縁日やゲームセンターにある実物のコインプッシャー(メダル落とし)機を同名のままデジタル再現した一本だ。コインは動く棚の上を滑り、投入した一枚一枚が、積み重なった他のコインを縁から落とすかもしれないし、落とさないかもしれない。古銭プッシャーフレンズ2はこの作品のコードや素材を流用してはいないが、「動く棚がコインを縁へと押し出す」という同じ物理的な着想を受け継ぎ、その上に江戸時代・妖怪退治・最大4人協力プレイという要素を築き上げ、一人で遊ぶアーケード機を、みんなで座って一緒に押し出すものへと作り変えている。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- Coin Pusher 原点
- 古銭プッシャーフレンズ2 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味