この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-07-03(JST)
答えを「置く」のではない。小さな人間たちで形を描き、その落下がゴールの求める場所へ運んでくれることに賭ける。
物理演算パズル。開発・販売はいずれも liica, Inc.(株式会社リイカ)——2011年設立、東京・千代田を拠点とする小規模な商業スタジオだ。Qシリーズのゲームデザインとプロデュースは、『空気読み。』シリーズの作者・栗田祐介が手がける。本作は、2015年に発売された『Q』の続編である。ステージを解く手段は「描く」こと——描いた線や形は、小さな人間たちでできていて、一筆を描き終えた瞬間、それは重力で落下し、本物の物理として振る舞う。転がり、ころがり込み、噛み合い、積み上がっていく。だからパズルは、答えを「置く」のではなく、形を「描いて」、その落下がゴールの求める場所へ運んでくれることに賭けて解く。その「描く」核の上に、人間たちはジャンプし、掴み、投げ、殴る。さらに18人のキャラクターが、強化スローモーションや二段ジャンプから、爆弾の起爆、重力を曲げる力まで、それぞれ特殊能力を持つ——300を超えるステージを、ソロでも、最大4人の協力・競争でも。Crayon Physics Deluxe の系譜に連なる一本だ。日本語と並んで英語にも対応しているが、レビューのうち英語は約19.4%——西はこの一本を、まだほとんど見つけていない。
公開 2026-07-03
01まず、その一点の感覚
- ゲームのすべては、「描く」ことを物理に変える。既製のブロックを枠にはめ込むのではない——線や形を、フリーハンドで描く。そして一筆を描き終えた瞬間、それは重力のもとで命を持ち、本物の物質として振る舞う。転がり、ころがり込み、壁に噛み合い、山になって落ち着く。だから引力は、パズルが決して「正しい答えを置く」ことでは解けない、という点にある。形を「描いて」、自分が動かし始めたその落下が、ゴールの求める場所へ運んでくれるかを見つめる——ラフな一筆が、まるで設計されていたかのようにはまる、その瞬間だ。
- その形は抽象ではない——小さな人間たちでできている。それが「描く」ことを、あなたが乗り移って動かせる「体」の一団に変える。人間たちはジャンプし、掴み、投げ、殴る。そして18人のキャラクターが、それぞれ特殊能力を持つ——強化されたスローモーション、二段ジャンプ、起爆できる爆弾、重力そのものを曲げる手。だからステージは、描く「形」であると同時に、選ぶ「一団」でもある。どの能力が、不可能な落下を、解ける落下に変えるかを読むこと——それがパズルの半分だ。
- そして、それは横へと開いていく。300を超えるステージを、ひとりでじっくり遊ぶこともできれば、最大4人を協力・競争へ——オンラインプレイと Remote Play Together で——連れ込むこともできる。ソロの絵を転がしていたのと同じ物理が、いまや4組の人間たちを、いっぺんに落とし、押し合わせ、積み上げる。静かな「作る」行為が、みんなの一筆と体が同じシミュレーションになだれ込む、共有の物理的な混戦になる。
02こういう人に刺さる
刺さる
- Crayon Physics Deluxe と、手描きの物理パズルが好きな人——形を描いて解答を「作り」、重力と物理がそれを運ぶことに賭ける、あの味。本作はそれを、落下し、積み上がり、しかもジャンプ・掴む・投げるができる小さな人間たちで満たしている
- 答えを覚えることではなく、「描く」ことと物理を「読む」ことのパズルが欲しい人——300を超えるステージ、スローモーションや二段ジャンプから爆弾・重力操作まで特殊能力を持つ18人のキャラクター。ソロで解け、最大4人の協力・競争で混戦にもなる一本
- 西側がまだほとんど見つけていない、日本製の原石が欲しい人——62レビュー90%で非常に好評、Qシリーズを『空気読み。』の作者・栗田祐介がデザインする、東京のスタジオ liica の一本。英語に対応済みだが、レビューのうち英語は約19.4%にとどまる
合わない
- 物語主導のアドベンチャーや、速い反射神経勝負のアクションが欲しい人(本作は、形を描いて落とす物理演算パズルだ。無料でもアーリーアクセスでもない有料作で、反射神経や物語ではなく、物理を読み、能力を選ぶことが支える。AI生成アセットはなく、Steam のディスクリプタ上、性的な要素もない)
- すでに西で知られたものや、大手パブリッシャーの作品を求める人(本作は、東京の小さな商業スタジオ liica の作品で、2024年8月にSwitch、同12月にSteamと、日本先行で発売された。英語には完全対応しているが、62件のうち英語レビューは12件、およそ5件に4件は日本語だ。無名の同人でも、西のヒット作でもなく、西がまだ届いていない、日本発の原石である)
03系譜:この味の原点
90% が好評レビューはわずか 62 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
Q2 HUMANITY 埋もれた名作
物理演算パズル。開発・販売はいずれも liica, Inc.(株式会社リイカ)——2011年設立、東京・千代田を拠点とする小規模な商業スタジオだ。Qシリーズのゲームデザインとプロデュースは、『空気読み。』シリーズの作者・栗田祐介が手がける。本作は、2015年に発売された『Q』の続編である。ステージを解く手段は「描く」こと——描いた線や形は、小さな人間たちでできていて、一筆を描き終えた瞬間、それは重力で落下し、本物の物理として振る舞う。転がり、ころがり込み、壁に噛み合い、山になって落ち着く。だからパズルは、答えを「置く」のではなく、形を「描いて」、その落下がゴールの求める場所へ運んでくれることに賭けて解く。その「描く」核の上に、直接手を動かす動詞が乗る——人間たちはジャンプし、掴み、投げ、殴る。さらに18人の人間キャラクターが、強化されたスローモーション、二段ジャンプから、爆弾の起爆、重力そのものを曲げる力まで、それぞれ特殊能力を持つ。ステージは300問を超える。ソロでも、最大4人での協力・競争でも遊べ、オンラインプレイと Remote Play Together に対応する。2024年12月にSteamで発売(2024年8月のSwitch/Nintendo Switch版に続く)、62レビュー90%で非常に好評。無料ではない有料作で、アーリーアクセスでもない正式リリース済み。AI生成アセットはなく、Steam 自身のコンテンツディスクリプタ上、性的な要素もない。日本語と並んで英語にも対応しているが、62件のうち英語レビューは12件(約19.4%)にとどまり、およそ5件に4件は日本語——西はこの一本を、まだほとんど見つけていない。東京のスタジオの作品であり、かつ日本先行のリリース(2024年8月にSwitch、同12月にSteam)でもある、62レビューの隠れた名作。これは無名の同人ではなく、登記された商業スタジオの一本であり、西にはまだ届いていない。
あなたの手で、最初の合格をCrayon Physics Deluxe 描いて落とす物理パズルの原点
この味の原点——Crayon Physics Deluxe。フィンランドのデザイナー Petri Purho が制作し、2009年に発売された。画面にクレヨンで絵を描くと、描いたものはすべて、その瞬間に重力に従う固い物理オブジェクトになる。だからボールを星まで導くには、坂や振り子、てこ、重りを描き、あとは物理に任せる——落ちて、揺れて、押す、本物の物質そのままの挙動で、形を描いてパズルを解いていく。インディペンデント・ゲームズ・フェスティバルでシューマス・マクナリー大賞を受賞し、「形を描いて、あとは物理に解かせる」パズルを結晶化させた。この核——オブジェクトを描いて解答を「作り」、重力と物理がそれを運ぶことに賭ける——こそ、Q2 HUMANITY が育つ根だ。本作は同じクレヨン物理のアイデアを、落下する人間たちで描かれるステージへと運び、かつては一つのボールと一つの星だったものを、ジャンプし、掴み、投げ、行動できる人間たちで画面いっぱいに満たしている。その原点は、Steam ページで同定する。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- Crayon Physics Deluxe 原点
- Q2 HUMANITY 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味