この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-08-14(JST)
鬼の伊吹萃香に、飲み屋でどんな言葉でも教えられる。後になって、予告なく、彼女の酔っ払い会話の中にそれが登場する。
Steam自身の表記によれば、本作は鬼の伊吹萃香と飲み屋で他愛もない会話を交わし、言葉を教えたり、噂話を聞いたり、店のメニューを充実させたり、奢ってあげたりする言葉遊びのシミュレーションゲームだ。東方Projectの二次創作作品であることが冒頭で明記されている。仕組みとしては、萃香に言葉を教える——人物でも食べ物でも自由で、真面目でもふざけたものでもよい——と、教えた言葉が後の会話に予告なく登場し、突飛な酔っ払いのような会話や、偶然にもマッチするような会話を生む。食材に関する言葉を教えれば店のメニューが増え、そのメニューを奢ることもできる。制作・自社発売はソロ同人クリエイターのISY。Steamに並ぶ12作品はすべて東方Projectの二次創作による1キャラクター1本の小品で、その中には当サイトが既に取り上げた『寒いから鍋食いたいね女苑ちゃんと!!』も含まれる——隠さずここに記す。価格は¥700。15件のレビュー(好評15件・不評0件)で好評率100%。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成コンテンツの開示欄は無く、Steamのコンテンツディスクリプタは完全に空である。対応言語は日本語のみ。正直に一点。15件の内訳は日本語11件・英語わずか1件で、本作についての正真の英語記事はAUTOMATON WESTを含めまだどこにも存在しない。日本のプレイヤー自身が本作を、キャラクターに言葉を教え込むと予測不能な形で返ってくる、というPocketStationの名作『どこでもいっしょ』になぞらえている。
公開 2026-08-14
01まず、その一点の感覚
- 萃香が返す言葉の裏には書き手がいない。あるのは自分自身の過去の選択だけだ。だからこのゲームで一番面白い、あるいは一番噛み合った台詞は、何週間も前の自分が知らずに仕込んだものだったりする。
- 真面目でもふざけたものでも何でも教えられるからこそ、このゲームは未来の自分に仕掛けたスローモーションのいたずらになる。ふと思いついた突飛な言葉を教えると、その報いは予告なく、何気ない一杯の最中にやってくる。
- 教えた言葉がメニューに変わり、それを奢れるようになる、という小さな循環——教えることは会話の彩りだけでなく、同じ場面の中で即座に使い道を持つのだ。
02こういう人に刺さる
刺さる
- どこでもいっしょの「言葉を教えるコンパニオン」の核——AI無しの1999年ポケットステーションの仕掛け——を、東方の酒場チャットへ新鮮に応用したものが欲しい人
- 娯楽のすべてが自分が個人的に教え込んだものだけから組み立てられる、低ストレスでリラックスした会話シムが欲しい人
- 小さくて自主出版のものが欲しい人——ソロ同人クリエイターISYのSteam12作品はすべて東方Projectの二次創作による1キャラクター1本の小品で、コンテンツディスクリプタは完全に空
合わない
- 安定した数字が欲しい人——15件は満点であっても当サイトの最低ラインに近い
- 既に西で見つかっているゲームが欲しい人——15件のうち英語はわずか1件で、対応言語は日本語のみ
03系譜:この味の原点
100% が好評レビューはわずか 15 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
サシ飲み萃香ちゃん 埋もれた名作
Steam自身の表記によれば、本作は鬼の伊吹萃香と飲み屋で他愛もない会話を交わし、言葉を教えたり、噂話を聞いたり、店のメニューを充実させたり、奢ってあげたりする言葉遊びのシミュレーションゲームだ。東方Projectの二次創作作品であることが冒頭で明記されている。仕組みとしては、萃香に言葉を教える——人物でも食べ物でも自由で、真面目でもふざけたものでもよい——と、教えた言葉が後の会話に予告なく登場し、突飛な酔っ払いのような会話や、偶然にもマッチするような会話を生む。食材に関する言葉を教えれば店のメニューが増え、そのメニューを奢ることもできる。制作・自社発売はソロ同人クリエイターのISY。Steamに並ぶ12作品はすべて東方Projectの二次創作による1キャラクター1本の小品で、その中には当サイトが既に取り上げた『寒いから鍋食いたいね女苑ちゃんと!!』も含まれる——隠さずここに記す。価格は¥700。15件のレビュー(好評15件・不評0件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率100%(「好評」)。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成コンテンツの開示欄は無く、Steamのコンテンツディスクリプタは完全に空である。対応言語は日本語のみ。15件の内訳は日本語11件・英語わずか1件で、日本のプレイヤー自身が本作を、キャラクターに言葉を教え込むと予測不能な形で返ってくる、というPocketStationの名作『どこでもいっしょ』になぞらえている。
あなたの手で、最初の合格をどこでもいっしょ 原点
この味の原点——どこでもいっしょ。教えた言葉をキャラクターが後になって、頼んでもいないのに、書かれていない会話の中で勝手に使い出す、という「言葉を教えるコンパニオン」を確立したソニーのポケットステーション作品。サシ飲み萃香ちゃんは公式のどこでもいっしょ作品ではなく、この系譜は日本のプレイヤー自身が本作のレビューの中で挙げている比較であり、明言された影響ではない。共有している発想は、東方Projectの二次創作である酒場チャットへと引き継がれている——鬼の酔っ払い会話は、自分が個人的に教え込んだ言葉だけで組み立てられているのだ。
04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- どこでもいっしょ 原点
- サシ飲み萃香ちゃん 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 別の味