系譜の原点

零 -ZERO-:その系譜と、子孫と、日本での評価

01この原点とは

零(ZERO、海外名Fatal Frame)は、テクモがPlayStation 2向けに開発・販売したサバイバルホラーで、2001年12月に日本で発売された。シリーズ第1作として、霊を撮影して退ける防御用カメラ「射影機(カメラ・オブスクラ)」で幽霊と戦うという象徴的な仕組みを確立し、従来の武器ではなく「撮影」を核にした和製ホラーの系譜の原点となった。

02出典

03この原点を継ぐ発掘

鳴蟇村 埋もれた名作

日本の幽霊村を舞台にした、一人称視点・シングルプレイの探索ホラー。台風が崖を崩し、トンネルらしき物が現れる。その先にあるのは、どの地図にも載っていない村——鳴蟇村だ。足で歩き、手掛かりを集め、この場所と消えた人々に何が起きたのかを解き明かす。クリアは約2〜3時間。ホラー要素を完全に取り除いた「廃墟探索モード」も搭載し、時間帯を自由に変え、カメラで廃墟を撮影できる。だから怖いのが苦手な人でも歩ける。日本の実在の廃墟・廃村を参考に作られ、日本のネット怪談に根を持つ——2000年9月、ある巨大掲示板に「鳴蟇峠の対岸の崖が崩れてトンネルらしき物が見える」というスレが立った。日本のインディースタジオ DorsalFin Studio による一本で、彼らは一貫して日本を舞台にしたJホラーだけを作ってきた。41レビュー83%で日本では好評なのに、西はまだほとんど見つけていない——41件中、英語レビューはわずか4件。英語対応済み。

ウツロマユ - Hollow Cocoon - 埋もれた名作

1980年代の山深い日本の村「一ノ瀬」を舞台にした、一人称視点の和風ホラーアドベンチャー。足で探索し、謎を解き、乏しい資源をかき集める——その間ずっと、闇の中を一体の怪物「蚕女」が徘徊する。彼女と戦うことはできない。生き延びる術は、隠れ、やり過ごすことだけだ。物語は、茨城県に実在する養蚕の起源民話——「金色姫(こんじきひめ)伝説」——を下敷きにした、姉妹の愛憎劇で、蚕と繭のモチーフに包まれている。エンディングは4分岐、難易度は3段階。東京の2人組同人サークル NAYUTA STUDIO——プログラマの UTUTUYA と、3Dモデル・マップの KOZUE——が制作し、2023年12月に発売——アーリーアクセスではなく正式リリース済みだ。906レビュー92%で非常に好評。英語・日本語(フルボイス)・簡体字中国語・韓国語・ドイツ語ほか幅広くローカライズされているが、906件中、英語レビューは197件(約21.7%)にとどまり、西はまだ半分しか見つけていない——観客の大半は日本語と中国語だ。価格1,480円の有料作で、無料ではなく、アートはAI生成ではない。なお、性的なものはないが、暴力・流血・自殺の描写を含む。

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