この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-06-29(JST)
戦えはしない。息を殺して隠れ、闇を這う蚕女をやり過ごせ。
1980年代の山深い日本の村「一ノ瀬」を舞台にした、一人称視点の和風ホラーアドベンチャー。足で探索し、謎を解き、乏しい資源をかき集める——その間ずっと、闇の中を一体の怪物「蚕女」が徘徊する。彼女と戦うことはできない。生き延びる術は、隠れ、やり過ごすことだけだ。物語は、茨城県に実在する養蚕の起源民話——「金色姫伝説」——を下敷きにした姉妹の愛憎劇で、蚕と繭のモチーフに包まれている。エンディングは4分岐、難易度は3段階。東京の2人組同人サークル NAYUTA STUDIO が手がける、零 -ZERO- の系譜に連なる一本。英語に対応済みだが、西はまだ半分しか見つけていない。
公開 2026-06-29
01まず、その一点の感覚
- 怪物は殺せない。だから設計は、あなたから武器を取り上げ、残すのは息だけだ。蚕女が近いとき、ゲームの全てが、闇の中で彼女の進路を読み、動く一瞬を選び、通り過ぎるまで身を潜める——その一点に絞られる。だから恐怖は、狙いではなく、忍耐と胆力に乗る。
- 生き延びる術は、見つけたものに懸かっている。だから一人称の闇の中で、引き出しを一つ開け、部屋へ一歩入るたびに、それは賭けになる。先へ進むのに要る資源は、その先にある——だが、それを探すことこそが、あなたを晒す。村は、好奇心と安全が引き合うように作られている。
- 恐怖の下にあるのは、一つの神話だ。実在する茨城の養蚕起源の伝説が、繭のモチーフをまとった姉妹の愛憎劇として語り直される。4つの分岐エンディングと3段階の難易度——だから手を引くのは、夜を生き延びることだけではない。村が最後にどの真実を、どのエンディングを差し出すのかを、知りたくなる。
02こういう人に刺さる
刺さる
- 古い民間信仰に根ざした、呪われた日本の田舎の恐怖——零 -ZERO- の味が好きな人。本作ではそれを、実在する茨城の養蚕起源の伝説「金色姫伝説」を下敷きにした、姉妹の愛憎劇として、呪われた1980年代の山村が担う
- 戦いではなく「隠れること」で組まれた探索ホラーが欲しい人——乏しい資源をかき集め、謎を解き、殺せない蚕女をやり過ごす。完全な一人称で、4つの分岐エンディングと3段階の難易度がある
- 西側がまだ半分しか見つけていない、日本の2人組同人の原石が欲しい人——906レビュー92%で非常に好評、しかも英語(と多くの言語)に対応済み
合わない
- 武器や、霊と戦うカメラで反撃したい人(本作の怪物は殺せず、ループの全ては戦闘ではなく、隠れ、やり過ごすことにある)
- 重い描写が苦手な人(本作は、性的なものはないが、暴力・流血・自殺の描写を含む)、あるいはすでに西で人気の大作を期待する人(本作は価格1,480円の有料同人作で、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、海外ではまだ日本語・中国語が中心——英語レビューは約21.7%)
03系譜:この味の原点
92% が好評レビューはわずか 906 件 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
ウツロマユ - Hollow Cocoon - 埋もれた名作
1980年代の山深い日本の村「一ノ瀬」を舞台にした、一人称視点の和風ホラーアドベンチャー。足で探索し、謎を解き、乏しい資源をかき集める——その間ずっと、闇の中を一体の怪物「蚕女」が徘徊する。彼女と戦うことはできない。生き延びる術は、隠れ、やり過ごすことだけだ。物語は、茨城県に実在する養蚕の起源民話——「金色姫(こんじきひめ)伝説」——を下敷きにした、姉妹の愛憎劇で、蚕と繭のモチーフに包まれている。エンディングは4分岐、難易度は3段階。東京の2人組同人サークル NAYUTA STUDIO——プログラマの UTUTUYA と、3Dモデル・マップの KOZUE——が制作し、2023年12月に発売——アーリーアクセスではなく正式リリース済みだ。906レビュー92%で非常に好評。英語・日本語(フルボイス)・簡体字中国語・韓国語・ドイツ語ほか幅広くローカライズされているが、906件中、英語レビューは197件(約21.7%)にとどまり、西はまだ半分しか見つけていない——観客の大半は日本語と中国語だ。価格1,480円の有料作で、無料ではなく、アートはAI生成ではない。なお、性的なものはないが、暴力・流血・自殺の描写を含む。
あなたの手で、最初の合格を零 -ZERO- 原点
呪われた日本の田舎と、民話を核にした探索ホラーの原点。2001年、テクモが『零 -ZERO-(海外名 Fatal Frame)』を発売した——呪われた日本の場所を舞台に、防御用のカメラ「射影機(カメラ・オブスクラ)」で死者と対峙するサバイバルホラーで、続編の舞台は呪われ失われた村だった。本作は基本的に三人称視点で、一人称になるのはカメラを構えた時だけだ。人里離れた呪われた場所と、古い民間信仰を核にした和製ホラーの骨格を結晶化させた。ウツロマユはその骨格の直系——実在の養蚕起源民話を下敷きにした、呪われた1980年代の山村だ。だが視点を完全な一人称へと先鋭化させ、零がカメラで霊と戦うのに対し、ウツロマユは武器そのものを取り去る——蚕女と戦うことはできず、ただ隠れ、やり過ごすしかない。2001年の作品に公式 Steam 版は存在しないため、その原点は Wikidata のエントリで同定する。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- 零 -ZERO- 原点
- ウツロマユ - Hollow Cocoon - 現在地
- 鳴蟇村 同じ原点
- 状況を読んで組むゲーム 別の味