日本の開発者による無料のホラーADV、病院が、いつの間にか異界に変わっている。
Steamのストアページによれば、『ミガカミカガミ -reviver-』は、バス事故で入院した奈恵のもとにみかがお見舞いに来ると二人の周りが不気味な異界に変わっている、2Dドット絵の脱出アドベンチャーのホラーだ。AUTOMATON日本版は、化け物が徘徊する病院を探索する作品と書いている。作り手はRimで、Steamの開発元も発売元も同じ。日本開発は、Steamのストアページ(対応言語は日本語のみで、個人サイトと開発者のXへのリンクがある)と、作り手を個人ゲーム制作者と書き、リメイクについてのRim氏自身のXの投稿を引く電ファミニコゲーマーで確かめた。原作『ミガカミカガミ』は2015年にふりーむ!で配信された無料のフリーゲームで、第11回ふりーむ!ゲームコンテストの脱出アドベンチャー部門で金賞を受けた(電ファミによる)。今回のSteam版はそのリメイクで、EXTRAストーリーと2つの結末を足した別の版だ。2025年7月31日の発売で、無料、早期アクセスではない。53件中52件が好評で好評率約98%の「非常に好評」。内訳は日本語34件・英語2件。Steamの対応言語は日本語のみ。Steamの内容の区分のIDは5(General Mature Content)で注記は無い。AI開示は無い。電ファミニコゲーマーとAUTOMATON日本版が取り上げており、日本では未発見の作品ではないが、英語圏にはほとんど届いていない。
公開 2026-08-24
01まず、その一点の感覚
- 舞台は不気味な異界に変わり、化け物が徘徊する病院だ。だからもっともありふれた場所が、慎重に読み、渡らなければならないものになり、そこにいること自体が圧力になる。
- 探索と謎解きで進む脱出アドベンチャーだ。だから脱出は見つけたものから組み立てるものになり、どの部屋も、何かに見つかる前に何を調べられるか、という問いになる。
- Steam版は原作にEXTRAストーリーと2つの結末を足している。だから病院を出ることは答えがひとつではなく、どう終わるかも探索の対象になる。
02こういう人に刺さる
刺さる
- Ibの味——ありふれた場所が異界に変わり、探索と謎解きで抜け出す感覚——を、病院にいる二人の少女を描く2Dドット絵のホラーADVで、日本の個人の作り手の作品として欲しい人
- 無料で、実績のあるものを探している人——2015年にふりーむ!の無料ゲームとして始まり、Steamのレビューは53件中52件が好評
- 英語圏にほとんど届いていない作品を掘り当てたい人——53件のレビューのうち日本語34件で、英語は2件だけ
合わない
- 英語で遊びたい人——Steamの対応言語は日本語のみで、英語には対応していない
- 多くのレビューに裏付けられた評価や、日本語の読者の外にまで届く評価を求める人——総数は53件にすぎず、最大の担い手は日本語の34件だ
03系譜:この味の原点
98% が好評レビューはわずか 53 件英語にまだ非対応 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
ミガカミカガミ -reviver- 埋もれた名作
Steamのストアページによれば、『ミガカミカガミ -reviver-』は、2Dドット絵の脱出アドベンチャーのホラーだ。バス事故で入院した奈恵のもとにみかがお見舞いに来ると、二人の周りが不気味な異界に変わっている。AUTOMATON日本版は、化け物が徘徊する病院を探索する作品と書いている。Steam版は、原作にEXTRAストーリーと2つの結末を足している。作り手はRimで、Steamの開発元も発売元も同じ。日本開発は、Steamのストアページ(対応言語は日本語のみで、個人サイトと開発者のX @RimMirror1へのリンクがある)と、電ファミニコゲーマー(news.denfaminicogamer.jp/news/240902j)で確かめた。電ファミは作り手を個人ゲーム制作者のRim氏と書き、リメイクを制作していることをRim氏が自身のXで明らかにしていたこと、もともとあったストーリーを活かしつつボリュームを3倍くらいにしたというRim氏の投稿を引いている。Steam版は2025年7月31日の発売で、無料(基本無料のジャンル・早期アクセスではない)。原作『ミガカミカガミ』は2015年にふりーむ!で配信された無料のフリーゲームで、第11回ふりーむ!ゲームコンテストの脱出アドベンチャー部門で金賞を受けた(電ファミによる)。今回の作品はそのリメイクで、原作とは別の版だ。Steamでは53件中52件が好評で、好評率約98%の「非常に好評」。言語別では日本語34件・簡体字10件・韓国語4件・英語2件・繁体字0件・その他3件で、日本語が最大のグループだ。Steamの対応言語は日本語のみで、英語には対応していない。Steamの内容の区分のIDは5(General Mature Content)で注記は無く、Mature Content Descriptionは定型文だけ。required_ageは0。SteamのAI開示は無い。日本では未発見の作品ではなく、電ファミニコゲーマーが2024年9月にリメイクの発表を報じ、AUTOMATON日本版も発売の告知を載せている。ただ英語圏にはほとんど届いておらず、英語のレビューは2件だけだ。
あなたの手で、最初の合格をIb 原点
この味の原点——Ib。個人開発者のkouriが2012年に無料のRPGツクール2000作品として公開し、2022年にPLAYISMが商業リメイクを出した、日本の個人開発ホラーADVだ。ごく普通の外出(美術館)が超現実の悪夢に変わり、探索し、物を調べ、敵から逃げて生き延びる。『ミガカミカガミ -reviver-』とのつながりは当サイトの見立てで、開発者の公言ではない。Ibを名指しするレビューも開発者の発言も見つかっていない。共有しているのは形だ——ありふれた場所(ここでは病院)が異界に変わり、探索と謎解きで抜け出す。出自も似ていて、Ibは無料作品から始まり後に商業リメイクが出た。『ミガカミカガミ』の原作も2015年にふりーむ!の無料のフリーゲームで、2025年にSteam版のリメイクが出ている。違いは、本作がバス事故で入院した奈恵とお見舞いに来たみかを描く2Dドット絵の脱出アドベンチャーで、化け物が徘徊すること、Steam版にEXTRAストーリーと2つの結末が足されていること、そして無料で日本語のみの対応であることだ。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- Ib 原点
- ミガカミカガミ -reviver- 現在地
- おままごと 同じ原点
- 状況を読んで組むゲーム 別の味