この原石は、まもなく浮かび上がる
用意はできている。でも、まだ封は解かれていない。開く日に、また来てほしい。
公開予定: 2026-07-25(JST)
深い霧の中での戦闘で軍団の大半を失い、自分の軍団がどんな物だったかさえ忘れてしまった軍団長は、一つの勝利と、敗北から得た一つの教訓とで、指揮カードのデッキを少しずつ組み直していく。
制作・自社発売は同人サークル・八潮路天涯結社による、1週のプレイ時間が約1時間ほどを想定したデッキ構築型のタクティクスゲーム。長く続く「ハルスベリヤ叙事詩」シリーズの世界観を元にした外伝で、シリーズ自体、日本語フリーゲーム『ヴァーレントゥーガ』の派生作品として10年以上前から存在し、日本語の熱心なファンコミュニティと、メロンブックスでの小説版商業展開を経てきた。今回の「2.5」は、サークルにとって初めてのデジタルストア展開となる。Steam自身の表記によれば、軍団長カペナ・ノスティークロッカは、深い霧の中での戦闘により自分の軍団の大半を失い、自分の軍団がどんな物だったかさえ忘れてしまっている。散逸した指揮能力は複数の「指揮カード」で構成されたデッキとして表現され、戦闘での勝利により新しい指揮カードを得る。敗走しても大丈夫——「教訓」を得て手札の不要なカードを破棄し、より強力なデッキを構築できる。ただし「継戦能力」が完全に失われるほど敗北を重ねると、墓場の盟主たる黒竜大公に仕える高位不死者の女の子たちで構成された、通称「迷子軍団」たる第LIV軍団は今度こそ完全に失われてしまう。ストア文言自身が狙いを隠さず語っている——「小規模で明るい雰囲気のアンデッドガールズレギオンをなでなでしたり、戦場でイチャイチャしたりするゲーム」であり、ラテン語調の芝居がかった掛け声で締めくくられる。Steam自身の注意書きによれば、戦争を描写するための軽い流血・暴力表現が絵・文章双方に存在する(本作のメインではない)ほか、主人公の入浴シーンもあるが、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上はこれを性的コンテンツではなく一般的な成人向け内容としてのみ分類している。開発者自身の言によれば、同人ゲームとしての慣例と製作者個人の信条に基づき、本作単品でのバンドル以外の値引きは今後も一切予定していないという。発売日は2026年1月29日、価格¥1,000。29件のレビュー(好評26件・不評3件)で好評率約90%の「好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはない。対応言語は日本語のみで英語オプション自体が存在せず、29件すべてが日本語レビューで、英語レビューは1件もない。
公開 2026-07-25
01まず、その一点の感覚
- Steam自身の表記によれば、ここでは負けてすら何かが得られる——弱いカードをデッキから切り捨てられる「教訓」だ。だからループ全体が、敗北を無駄なランではなく、もう一度の編集作業として捉え直す。
- デッキそのものが、方向を見失った軍団長の散逸した戦い方の記憶を表している。だから戻ってくる「指揮カード」の一枚一枚は、戦利品というより、彼女が少しずつ取り戻していく能力の断片のように読める。
- ストア文言は、不死の少女軍団という題材をあくまで明るく扱うことを譲らず、その売り文句自体をラテン語調の芝居がかった掛け声で締めくくる。この トーンの選び方が、重くなりかねない題材を、意図的に軽やかなままにしている。
02こういう人に刺さる
刺さる
- 負けても前に進めるデッキ構築ローグライトが欲しい人——ランがうまくいかなくても、敗北からの「教訓」がデッキを刈り込んでくれる
- 本当に小規模で自社発売の日本の同人サークルが欲しい人——一つのシリーズを10年以上続けてきた末に、初めてデジタルストアへ展開した一本
- 「好評」タイトル(29件で約90%)ながら、英語から完全に隔てられているものを掴みたい人——レビューはすべて日本語で、英語オプション自体が存在しない
合わない
- 統計的に安定した母数が欲しい人——29件はSteam自身が「好評」より上のラベルを名乗るには足りない薄さで、この記事はそれを飾らずそのまま伝えている
- 戦争描写を一切含まないものが欲しい人——Steam自身の注意書きによれば、戦闘を描写するための軽い流血・グロテスク表現が絵・文章に存在し、入浴シーンもあるが、Steam自身の分類上これは性的コンテンツではなく一般的な成人向け内容とされている
03系譜:この味の原点
90% が好評レビューはわずか 29 件英語にまだ非対応 — なのに、ほとんど誰も見つけていない
ハルスベリヤ叙事詩2.5 埋もれた名作
Steam自身の表記によれば、本作は1週のプレイ時間が約1時間ほどを想定したデッキ構築ゲームで、長く続く「ハルスベリヤ叙事詩」シリーズの世界観を元にした外伝作品だ。軍団長カペナ・ノスティークロッカは、深い霧の中での戦闘により自分の軍団の大半を失い、自分の軍団がどんな物だったかさえ忘れてしまっている。散逸した指揮能力は複数の「指揮カード」で構成されたデッキとして表現され、戦闘での勝利により新しい指揮カードを得る。敗走しても大丈夫——「教訓」を得て手札の不要なカードを破棄し、より強力なデッキを構築できる。ただし「継戦能力」が完全に失われるほど敗北を重ねると、通称「迷子軍団」たる第LIV軍団は今度こそ完全に失われてしまう。この軍団は、墓場の盟主たる黒竜大公に仕える高位不死者の女の子たちで構成されており、ストア文言自身が狙いを隠さず語っている——「小規模で明るい雰囲気のアンデッドガールズレギオンをなでなでしたり、戦場でイチャイチャしたりするゲーム」であり、ラテン語調の芝居がかった掛け声で締めくくられる。Steam自身の注意書きによれば、戦争を描写するための軽い流血・暴力表現が絵・文章双方に存在する(本作のメインではない)ほか、主人公の入浴シーンもあるが、Steam自身のコンテンツディスクリプタ上はこれを性的コンテンツではなく一般的な成人向け内容としてのみ分類している。制作・自社発売は同人サークル・八潮路天涯結社で、ブログとSteamキュレーターページから10年超の活動歴を確認済み。題材となる「ハルスベリヤ叙事詩」シリーズ自体、日本語フリーゲーム『ヴァーレントゥーガ』の派生作品として10年以上前から存在し、日本語の熱心なファンコミュニティと、メロンブックスでの小説版商業展開を経てきた。今回の「2.5」は、サークルにとって初めてのデジタルストア展開となる。開発者自身の言によれば、同人ゲームとしての慣例と製作者個人の信条に基づき、本作単品でのバンドル以外の値引きは今後も一切予定していないという。発売日は2026年1月29日、価格¥1,000。29件のレビュー(好評26件・不評3件、Steam自身のレビューAPI実測)で好評率約90%の「好評」。無料ではない有料タイトルで、アーリーアクセスではなく正式リリース済み、AI生成アセットはない。対応言語は日本語のみで英語オプション自体が存在せず、29件すべてが日本語レビューで、英語レビューは1件もない。
あなたの手で、最初の合格をSlay the Spire 原点
この味の原点——Slay the Spire。勝利でカードを得て、ランを重ねるごとにデッキを刈り込んでいく、というループを定義した米国産インディー・ローグライク・デッキビルダー。ハルスベリヤ叙事詩2.5は公式のSlay the Spire作品ではないが、戦闘の勝利で組み上がる指揮カードのデッキと、敗北からも得られる「教訓」で弱いカードを刈り込むという独自の捻りは、まさに同じ核心的な発想を、軍団長と不死の少女軍団をめぐる小規模で明るい物語へと引き継いでいる。
あなたの手で、最初の合格を04あなたの手で、この原石を輝かせる
気になったら Steam で確かめて、最初の合格をあげてほしい。あなたの一押しが、埋もれた原石を輝かせる。
あなたの合格が届いた。原石が、いま光をつかんだ。
05この味の血統
- Slay the Spire 原点
- ハルスベリヤ叙事詩2.5 現在地
- 状況を読んで組むゲーム 同じ原点
- 東方光耀夜 同じ原点
- Mortal Glory 2 同じ原点
- スペルトナエル 同じ原点
- エルバブ 同じ原点
- Shooters, Ready! 同じ原点
- 春待ちトロイダル 同じ原点
- One Turn Kill 同じ原点
- ギルド探求団へようこそ! 別の味